冬休みが終わりました

12月。順調に行けば冬休み前に連続21日間の登校が達成できるはずでしたが、娘インフル罹患&学校でも大流行で学年閉鎖になりました。一週間、学校休み。子どもの面倒を見ながら在宅で仕事をするだけで大変なのに、カウンセラーさんから「ストレス耐性の低下防止のため、娯楽を禁止してください」と言われ、けっこう辛い一週間を過ごしました。

娯楽禁止なので、ラジオもテレビもゲームもiPadも禁止(私もほぼ禁止)。読書も小説などの娯楽系禁止です。

暇~!と怒ってくる娘との一週間。辛かった…。

一週間経過して、学校が再開されたときめちゃくちゃ嬉しかったです。

そこから一週間ほどして冬休みに入りました。

年内、年明けと、娘の学校の友達が遊びに来てくれたりして楽しく過ごした後、今日から学校。(ちょっとだけ)大丈夫かなと思いましたが、自分で支度してスムーズに登校できました。

本日のカウンセリングで、カウンセラーさんが娘のストレス耐性をチェックしたところ、「普通、冬休みがあるとストレス耐性が下がるんですが、ほとんど下がっていませんでしたね」とのこと。よかったー。とりあえず、3月までこの調子で走り抜けて欲しい!

冬休みあたりから、カウンセリング内容も不登校から発達障害対策のものにシフトしました。今日はビジョントレーニングなど。

 

今日ぐらいから私立中学を受験する子たちは学校をお休みしているようですね。

私立を受験する子は勉強をがんばり、娘は発達障害対策のトレーニングをがんばる。

それぞれがやるべきことをやる。いいなと思いました。

 

 

 

 

経過観察中

9月1日に別室登校で学校復帰して、徐々にクラスで授業を受ける時間を増やしていき、11月22日から朝もみんなと同じ時間に登校、帰りもみんなと同じ時間に登校という形になりました。

カウンセラーさん曰く、ここから経過観察期に入り、21日間連続で登校できれば不登校はほぼ解決とのこと。「連続」というのがポイントで1日でも遅刻欠席があるとカウントは最初からやり直し。まだまだ気が抜けませんが、ちょっとだけホッとしました。

 

9月1日から徐々にクラスで授業を受ける時間を増やしていく過程で、どうしても学校に行きたくない日などもあって、そういう日はカウンセラーさんにLINEでアドバイスを貰いながら娘への声掛けをしていたのですが、そのときはほんっとに辛かったです。

いままでで2日間。

もうあんな思いはしたくないと思いましたが、カウンセラーさん曰く「まだ何度か山があると思います」とのこと。

はー、まだまだ遠いなあ。

でも、夏休み中のあの辛さに比べたらうんとマシです。少しずつですが着実に前進していて、それが自分の中でも大きな励みになっています。

 

21日間が終わり、少ししたら冬休み。楽しい冬休みが過ごせるよう、私も頑張りたいと思います。

 

不登校からの復帰 その6

前回の話からの続き。

夏休みも後半になり、そろそろ宿題を片付けねばならない時期になってきました。

漢字の宿題は片付けたものの、算数だの社会だのの宿題は終わっておらず、これどうしたものかな…と思い、学校のお友達に「我が家で一緒に宿題をやるのはどう?」とお誘いしたところ、快諾(わーい)。

我が家にお友達2名を呼んでの宿題会。

親としてはお友達が遊びに来てくれるだけでも嬉しいのに、宿題まで!

久々に会うお友達とどうかなあーと様子を見守っていたのですが、意外とすぐに打ち解けてワイワイとし始めたので、「あとは若い人に任せて…」と私は外出し、夕方帰宅。

結局、宿題はあまりはかどらなったのですが、学校のお友達とかなり楽しい時間を過ごせて、これはこれでよかったですね。

 

しかし、宿題は終わらせないといけないので、我が家がお願いしているwe are buddiesのバディさんにご相談したところ、「よかったら宿題のお手伝いに参りますよ!」と。

なんとご相談したその日に我が家に来てくれることに。バディさんは毎年帰省時に、おいっこさん、めいっこさんの夏休みの宿題ケアをしていたようで、慣れた感じで、午後から夕食まで娘の宿題をみてくださり(私の言うことは聞かないけれど、バディさんの言うことは聞くw)。お陰さまで夏休みの宿題のめどがつきました。その日に終わらなかった分も計画を立ててくださり。至れり尽くせり。

どうしても終わらなかった分は、パパが登場して面倒をみてくれて。

なんとか宿題を終わらせることができました。

 

並行して、娘のカウンセラさんと学校復帰までの段取りも。

カウンセリングが進み、とりあえず「別室登校」で登校するという話になりました。

→カウンセラーさんからは「お母さんは、繰り返し「学校には行かなくてはならない」という話をしてください」と言われていて、その通り実践していましたが、ほんとに割と直前まで娘は「私は学校を辞めたので、学校には行かない」と必死に抵抗していて、割とすんなり「別室登校」の話が出たときには正直驚きました。

 

学校に「別室登校」のための部屋はあるのか等、諸々の確認を行い、準備を進めていきました。

 

そしてそして、夏休み最後の日は、学校のお友達とのお泊り会。当初、お友達と一緒に登校ということも考えたのですが、ちょっと無理そうということで、友達が登校した後で、私と娘とで登校ということになりました。

お泊り会、学校に行く準備なども含め、準備がちょいと大変でしたが、新学期に向かってストレスが高まる時期に「お泊り会」という楽しいイベントを据えることで、学校に行く「よい弾み」になったようで、お陰様で無事登校初日を迎えることができました。

また、お友達もお泊り会をかなり楽しんでくれたみたいで、それも本当によかったなあと思いました。

 

 

不登校からの復帰 その5

前回の更新から間があいてしまいましたが、娘の不登校からの復帰の話の続きです。

カウンセリングが始まり、夏休みに突入しました。

 

夏休み後に復帰できるのか不安になりつつも、カウンセラーさんに話したら「復帰します」「夏休みの宿題ももらってきてください」「夏休みの宿題をちゃんと準備することで、学校復帰への弾みがつきます。宿題はできれば8月の中旬までに終わらせてあとはゆっくりさせてください」。

ああ、確かに!

慌てて学校に行き、夏休みの宿題を受け取ってきました。

 

「…やるのかな?ほんとに」

と思っていたら、7月末の都内某所のお泊り会にちゃんと宿題を持っていき、部分的にですがやってきたんです!

びっくり。

その後、娘は6泊7日のキッズサマーキャンプへ。

娘のいない一週間は、私にとって本当に何年ぶりかのリフレッシュ休暇で、それこそ仕事もやらずにまるっと休もうとも思ったのですが、普段娘のケアでペースダウンしてしまった仕事の巻き返しもせねばなので休暇は取れず。。

とりあえず仕事をマイペースでやりつつ、カウンセラーさんのオンラインサロンにアップロードされている不登校発達障害関連の動画を集中的に視聴していました。

(改めて書いていて、ほんと私って真面目な母さんですよねw)

 

いろいろ密な感じでやってましたが、何事も自分のペースでできるのがとにかく精神的に楽でリフレッシュできました。

カウンセラーさんには、「サマーキャンプで娘さんが自由な時間を過ごすのは、親のプレッシャーがない状態になるので、帰宅後、娘さんのストレス耐性は下がります。」と言われており、帰宅後、実際その通りだったのですが(帰宅後、わがまま度が増して大変だった)、このときに集中的にカウンセラーさんの動画で勉強できたのは本当によかったです。娘の帰宅後は、動画の視聴時間もなかなかとれなかったので。

 

サマーキャンプはかなり楽しかったようで、それ自体はよかったのですが、ちょっと大変だったのが「サマーキャンプで知り合ったお友達(その子も不登校)と後日遊びたい」と言い出したこと。

カウンセラーさんからは、「娘さんの場合、不登校の子と遊んだりすると、その子の影響を受けて、不登校解消が遅れる可能性があるのでできるだけ避けてください。また「嫌なら学校に行かなくてもいい」と言ってくる大人も避けてください」と言われていたので、これはどうしようかと。

カウンセラーさんに相談したところ、「約束したのであればそれは守らなくてはいけません。しかしその後のお付き合いは避けてください」とのことでした。

 

なので、約束を守るためその子のところに遊びに行きましたが、それ以降のお付き合いはしないようにしました。娘は「また、〇〇ちゃんのところに行きたい。自分ひとりで行く」と言っていましたが、「何回も電車を乗り換えなくてはならないし、とにかく遠いので、ひとりで行くのは難しいよ」と説明して(つらい)、この件についてはなんとか収束しました。

 

しかし、ほんとに、周囲に「不登校の子」「嫌なら学校に行かなくてもいいと言う大人」ってほんとに多くて(それはそれで正しい部分もあるのはわかっているのですが)、娘の今の状況を改善するために、避けなくてはいけないものって結構多いなと。

あと、それを避けるための娘への説明も難しいと痛感しました。

 

キャンプで知り合ったお友達の件では、「その子は不登校だからお付き合いしちゃダメ」とはっきり言えないのがなかなかキツかったです。

不登校とかなければ、私としてはwelcomeな状況ですからね。

 

ちなみに、キャンプで知り合ったお友達のご両親にも会ったのですが、とーーーっても素敵なご夫婦で、ほんと不登校のこととかなかったら個人的にお友達になりたかったし、いっぱいお話したかった。。

 

夏休み、ほかにもいろいろあったので、続きは次のエントリで。

 

 

不登校からの復帰 その4

そんなこんなで、カウンセリングが始まったのですが、辛かったのが3回目のカウンセリングのときでしょうか。「カウンセリングを受けない」と言ったとき。これがほんとに辛かったです。

「ままは、私に相談せずに勝手にいろいろ決めてしまう。カウンセリングも勝手に決めた。私は受けない」

と言い出して、カウンセラーさんに相談したところ、

 

「学校に行く(これは子の義務)、学校に行かないのであればカウンセリングを受ける(学校に行くための心のケアをする)、それも拒否するのであれば、やるべきことをやっていないのでiPadなどの娯楽は一切禁止。家事や家の手伝いをやること」

 

これを繰り返し伝えていってくださいと言われたのですが、

娘に伝えても娘は猛反発。

癇癪起こすし、ほんと伝えるのがしんどい。

しかし伝えなくてはいけない…。

口で伝えきれない分、少しでも気持ちを伝えたくて、でもどうしたらいいんだろうと考えて、けっきょく紙(ノート)に気持ちを綴って娘に渡しました。

ノートには、私がなぜカウンセラーさんを呼んだのか、学校に行かないことでどういうデメリットがあるのか、今の私の気持ちなど。できるだけ優しい気持ちで書きました。

 

で、娘にノートを渡したら、めっちゃ嫌がってましたが読んでくれて、次回のカウンセリングまでの間も短時間ながらも繰り返し上記のことを伝えて、ようやくカウンセリングを再開できました。

 

カウンセリングが継続できなかったら、ほんとに不登校発達障害も全部終わりですから、再開できてほんとにほっとしました。

※カウンセラーさん曰く「よくあることです。でも始まって2-3回でこういうことが起こるのはかなり珍しいですけど」とのことでしたw

 

再開初回が終わったとき、カウンセラーさんから「娘さんをいっぱい褒めてくださいね」と言われたので、娘を誉めたら、「え?それが何か」的な表情をしていたのが印象的でした(娘曰く再開はそんなに大変なことではなかったそうですw)。

 

その後は、毎回とっても楽しそうにカウンセリングを受けるようになって、私もちゃんとやるべきことをやっている、前進している実感が持てて精神的にもちょっとずつ楽になってきました。

不登校からの復帰 その3

前回からの続き。

初回のカウンセリングでまずカウンセラーさんに質問したのが

①児童精神科、心療内科の医師

スクールカウンセラー

との違いでした。

カウンセラーさん曰く

①の仕事は、診断して、薬を出すことなので不登校の解決までは行わない

②の仕事は、悩んだり心が苦しい状態のときに話を聞いて慰めることなので、これも積極的な不登校の解決までは行わない

私たちカウンセラーは積極的解決までやっていきます、とのこと。

正直なところ

「今まで児童精神科にかかっていたのは何だったの…?」

と思いました。

はー…(溜息)

いや、娘の自律神経が乱れていたとき、漢方薬を出してもらえたお陰で回復が早かったり、癇癪がひどいときに症状を抑えることはできて、それは感謝しているけれど、根本的な解決には至っていないなと。

だいぶ回り道をした気がしますが、とにかくこの道(カウンセリング)を見つけられたのはラッキーだったので、この道をがんばるしかない!と思いました。

 

カウンセリングが本格的に始まったのが6月末から。

まずカウンセラーさんから言われたのが「できるだけ在宅で仕事をしてください」ということ。当時、登校の娘と向き合うのが辛かったこともあり、事務所に出勤して仕事をしていたのですが、これは娘にとって自由過ぎる時間を与えることになり、ストレス耐性をどんどん下げることになる。なので、できるだけ在宅で仕事をして、娘さんにじわじわとストレス?を与え続けてください。そのことでストレス耐性が上がってきますとのこと。

えええ、そうなの?(と目からうろこ)

 

自分としても娘がずっといる自宅で仕事するのはなかなかきついのですが(娘は私が仕事してる場所の近くで布団を敷いてずっとiPadを見てる)、娘の不登校改善のためなら!と思い、がんばってやることに。

仕事にも集中しにくいし、娘には「事務所行って仕事やれ」と言われるし、ずっと自宅で一緒に過ごしているとほんとにイライラして、児童精神科の先生から出して貰った「抑肝散※」(イライラを抑える漢方薬)を服用しながらなんとか乗り切ることができました。

振り返るとこの7月から8月の時期はかなりつらかったです。

※抑肝散はほんっとに効きます。このころ何とか乗り切ることができたのは抑肝散のお陰だと思っています。長期で服用していたら、メンタルも安定していって、ほんと漢方薬って効くんだな~と思いました。

 

 

不登校からの復帰 その2

不登校の相談先を2つほど絞り込んだ段階で、ときどき人生相談をしているⅿさんに相談してみました。

「こっちの方がいいんじゃない?」とすすめてもらったのが、不登校カウンセリングセンターでした。

futoukou.jp

 

ウェブサイトを見るとそっけないのですが

私としてはそれがかえって信頼できるところのような気がして

不登校支援サービスのウェブサイトってほんと派手なことが書いてあるところが多いんですよ)。

まずは、無料のカウンセリングでカウンセラーさんと面談。

超ベテランの方(カウンセラー歴20年超え)が出てきました。

 

娘の知能検査(ウィスク)のスコアを見せつつ、これまでの経緯を説明した後で、カウンセラさんからカウンセリングを開始してからの流れ、スケジュールなどを教えて貰い、ああ、ここなら信頼できる。ここにしようと決めたのが6月。

日曜に娘を連れて都内某所に行き、半日かけて心理検査を行い(娘の知能検査とエゴグラム、私との関係性を調べる検査も行いました)、その結果を踏まえてカウンセリング開始。

 

いやー、娘の検査結果(とその解説)、かなり衝撃的でした。

 

知能面については以前ウィスクで検査した結果とほぼ同じ結果でしたが、

エゴグラムと親子関係がもう「ええええ」という内容でした。

詳細は書けませんが、

ああ、もっと早い段階でこの子の特性をとらえてそれに合わせた教育、育児を行うべきだったと猛反省。

 

しかし…。

 

いままで課題もよくわからぬままに、もやの中を歩んでいた状況から

「課題がはっきりした状況」になったのは自分としては喜ばしくて。

課題を解決するのはかなり大変かもだけど、まずは「課題がはっきりした」「やるべきことが分かった」状況は精神衛生上かなりいい状態。

 

カウンセラーさんからは、「カウンセリングが始まると親御さんにも宿題をやってもらいます。それが結構たいへんだったりするのですが、大丈夫ですか」

と言われましたが、いまの状況からすると「やるしかない」ので

大丈夫です

とお答えしました。

 

子が不登校で何したらいいのか分からず、不安でつらくて毎日泣いてる状態はもう嫌でしたし、今カウンセリングを受けることは、将来に向けての大きなリバレッジになるという確信がありましたので、もう即答しましたよ。

 

この話、ちょっと長くなりそうなので、続きは別エントリで書きます。