不登校からの復帰 その3

前回からの続き。

初回のカウンセリングでまずカウンセラーさんに質問したのが

①児童精神科、心療内科の医師

スクールカウンセラー

との違いでした。

カウンセラーさん曰く

①の仕事は、診断して、薬を出すことなので不登校の解決までは行わない

②の仕事は、悩んだり心が苦しい状態のときに話を聞いて慰めることなので、これも積極的な不登校の解決までは行わない

私たちカウンセラーは積極的解決までやっていきます、とのこと。

正直なところ

「今まで児童精神科にかかっていたのは何だったの…?」

と思いました。

はー…(溜息)

いや、娘の自律神経が乱れていたとき、漢方薬を出してもらえたお陰で回復が早かったり、癇癪がひどいときに症状を抑えることはできて、それは感謝しているけれど、根本的な解決には至っていないなと。

だいぶ回り道をした気がしますが、とにかくこの道(カウンセリング)を見つけられたのはラッキーだったので、この道をがんばるしかない!と思いました。

 

カウンセリングが本格的に始まったのが6月末から。

まずカウンセラーさんから言われたのが「できるだけ在宅で仕事をしてください」ということ。当時、登校の娘と向き合うのが辛かったこともあり、事務所に出勤して仕事をしていたのですが、これは娘にとって自由過ぎる時間を与えることになり、ストレス耐性をどんどん下げることになる。なので、できるだけ在宅で仕事をして、娘さんにじわじわとストレス?を与え続けてください。そのことでストレス耐性が上がってきますとのこと。

えええ、そうなの?(と目からうろこ)

 

自分としても娘がずっといる自宅で仕事するのはなかなかきついのですが(娘は私が仕事してる場所の近くで布団を敷いてずっとiPadを見てる)、娘の不登校改善のためなら!と思い、がんばってやることに。

仕事にも集中しにくいし、娘には「事務所行って仕事やれ」と言われるし、ずっと自宅で一緒に過ごしているとほんとにイライラして、児童精神科の先生から出して貰った「抑肝散※」(イライラを抑える漢方薬)を服用しながらなんとか乗り切ることができました。

振り返るとこの7月から8月の時期はかなりつらかったです。

※抑肝散はほんっとに効きます。このころ何とか乗り切ることができたのは抑肝散のお陰だと思っています。長期で服用していたら、メンタルも安定していって、ほんと漢方薬って効くんだな~と思いました。